■ 一須賀古墳群 ■
大阪府南河内郡河南町。径15m前後の円墳内に横穴式石室を中心とする約250基からなる南河内最大の古墳時代後期群集墳である。
1966年(昭和41年)、上野勝巳がその分布を紹介。古墳群は6世紀前葉から7世紀中頃に、基本的には丘陵先端から上方に向かって形成される。石室は羨道が短く、玄室平面プランは正方形気味で推移し、石室内は2〜3体を埋葬するケースが最も多い。遺物では金銀製品、ミニチュアの炊飯具が特徴的。
1968年(昭和43年)に弥生時代の集落跡や須恵器窯跡とともに古墳も調査した。その後、大阪府が古墳群の公有化、整備調査を行い、1986年(昭和61年)大阪府立近つ飛鳥風土記の丘として公開している。
国指定史跡。