大阪府立近つ飛鳥博物館  平成16年度テーマ展示

(財)大阪府文化財センター 小テーマ展示
シリーズ ここまでわかった考古学

久宝寺遺跡の最新成果

−河内平野における古墳出現を探る−



割竹形木棺出土状況(1号墳1号主体)
古墳時代初頭


趣旨

 財団法人大阪府文化財センターが実施している発掘調査の最新成果を紹介する展示シリーズが「シリーズ ここまでわかった考古学」です。今回は、水処理施設の建設にともなう調査が終了し整理作業にとりかかっている久宝寺遺跡の調査成果を展示します。
 久宝寺遺跡は、縄文時代から近代にいたる複合遺跡ですが、弥生時代前期のムラの一端や弥生時代中期〜後期の水田や竪穴住居跡、古墳時代初頭の総数60基をこえる墳墓群などが見つかっています。当遺跡の調査は、広大な調査面積で重層的な遺構面を確認した数少ない調査であり、今回の展示では、墳墓群から出土した遺物を含む未公開資料を新たな成果として広く公開します。展示資料を通して、河内平野における古墳出現期を考えていただければと思います。
 なお、本事業は、平成16年度文化庁埋蔵文化財保存活用整備事業国庫補助金によるものです。

内容 
 
主催
 
大阪府立近つ飛鳥博物館・財団法人大阪府文化財センター

期間

平成17年3月19日(土)〜4月10日(日)
月曜休館(ただし3月21日(月)は開館、3月22日(火)は休館)

場所

大阪府立近つ飛鳥博物館特別展示室

入館料

大人300円 高校生・大学生・65歳以上の方200円
中学生以下・障害者手帳をお持ちの方(介助者1名を含む)は無料
(20名以上の団体は、2割引の料金になります。)

開館時間

午前10時〜午後5時(但し入館は午後4時30分まで)

おもな展示品

1.久宝寺遺跡の紹介
2.地域開発のはじまり(縄文時代晩期〜弥生時代後期)
  弥生時代前期の土器・木製鍬、石剣・石鏃などの石製品、獣形勾玉などを展示します。
3.集落・墳墓・水田(弥生時代末〜古墳時代前期)
  竪穴住居跡などから出土した土器や銅鏃などを展示します。
4.条里制以降(古代)
  溜池跡から出土した土器や木製品、井戸から出土した櫃やガラス玉などを展示します。
5.フロア展示
  A.竪穴住居
  竪穴住居から出土した土器を用いて当時の置かれていた状況を再現し展示します。
  B.墳墓
  組合せ式木棺・割竹形木棺・土器棺や副葬品、供献土器など墳墓群からの出土資料や古墳時代初頭の景観復原模型などを展示します。
展示品総数 約350点

線刻絵画土器(手焙形土器(てあぶりがたどき))(44号墳付近出土)
古墳時代初頭
(財)大阪府文化財センター蔵

管玉・ガラス玉(29号墳・46号墳出土)
古墳時代初頭
(財)大阪府文化財センター蔵

見どころ

○発掘調査における出土品を概ね4つの時期に分けてわかりやすく展示します。古墳時代初頭の墳墓群の出土品については展示室フロアに集中的に展示します。
○展示への理解を深めていただくため、期間中、調査担当者による2回の調査成果報告会を開催します。

関連の催し

○調査成果報告会
  時 間:午後1時30分〜3時30分
  場 所:博物館地階ホール
  定 員:200名(当日先着順、参加無料)
 第1回 3月21日(月・祝)
    「古墳出現期の久宝寺遺跡」
       (財)大阪府文化財センター専門調査員  菊井佳弥
    「久宝寺遺跡と加美遺跡の墳墓群について」
       (財)大阪市文化財協会調査課長     田中清美
 第2回 4月3日(日)
    「久宝寺遺跡の変遷 −石器から鉄道まで−」
       (財)大阪府文化財センター技師     亀井 聡

問い合わせ先

〒585-0001 
大阪府南河内郡河南町大字東山299番地
大阪府立近つ飛鳥博物館
TEL0721−93−8321
           




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TEL. 0721-93-8321(代)
FAX. 0721-93-8325




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