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大阪府立近つ飛鳥 1998年度秋季特別展
「大化の薄葬令−古墳のおわり−」
The Hakusorei, A Decree For Simplifying Burials
−The End of the Tumuli.
西暦645年、中大兄皇子が中臣鎌足らとともに大化の改新を起こしました。
そして翌年には、大きな古墳を作ることを戒め、
身分に応じた大きさなどを定める薄葬令という法律が作られました。
ところが、近年の発掘調査では、7世紀中頃以降にもまだ、
岡山県定北古墳などのように、大きな横穴式石室が作られていたことも
わかってきており、古墳のおわりと薄葬令を直接的に関連づけるのは
誤りだとする意見も出されています。
定北古墳からは、土器のように焼いて作った大きな赤褐色の棺や、
灰色の須恵器、鉄の鏃などの豊富な副葬品が出土しています。
一方、当時の最高権力を握っていた鎌足の墓ではないかとされている
大阪府阿武山古墳には、布を漆でかためた、
黒光りする、人ひとりがやっと入るほどの棺が納められていましたが、
その中には玉を編んで作った枕くらいしかありませんでした。
大化の改新前後の複雑な社会情勢の中で、
古墳がどのようにおわりを迎えたのかを、
本展で感じていただければと思います。
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期間
平成10年10月6日(火)〜12月6日(日)
・休館日は、月曜日。
ただし、11月23日の月曜日は開館、11月24日の火曜日は休館。
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場所
大阪府立近つ飛鳥博物館
585ー0001 大阪府南河内郡河南町大字東山299番地
0721−93−8321
(近鉄あべの橋駅から、長野線喜志駅下車、金剛バス喜志駅から、阪南ネオポリス行き終点下車)
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入館料
大人600円、高校・大学生400円
中学生以下・65歳以上の方(年齢を証明する保険証等をご持参ください)
・障害者手帳等をお持ちの方(介護を要する方は、介護者1名を含む)は、入館無料
*20名以上の団体は、2割引の料金
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開館時間
午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
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展示の見どころ
関東地方から中国地方にかけての7世紀の古墳や宮殿跡から出土した品物、約700点(うち重要文化財3点)を集めて展示します。この中には、近畿地方の主だった終末期古墳の出土品が含まれています。
斉明天皇の墓とされている奈良県・牽牛子塚古墳出土品や、藤原鎌足の墓とされる大阪府・阿武山古墳の出土品や石槨の復原模型を展示します。
岡山県北房町の定北古墳からは、大型の陶棺4点や太刀・銅椀・玉類など、7世紀中頃の地方豪族の墓の様子がよくわかる資料が出土していますが、今回は、この古墳からの出土品を一括して展示します。岡山県以外で一括展示されるのは、はじめての機会です。
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主な展示品目
1.牽牛子塚古墳出土
七宝亀甲形座金具
(明日香村・国立飛鳥資料館保管)
2.定北古墳出土
陶棺
(岡山県北房町教育委員会)
3.駄ノ塚古墳出土
歩揺付き馬具金具
(国立歴史民俗博物館)
4.マルコ山古墳出土
金銅製太刀金具ほか (明日香村・国立飛鳥資料館保管)
5.阿武山古墳出土
せん (高槻市教育委員会)
6.埼玉県八幡山古墳出土
銅椀 (埼玉県立さきたま資料館)
7.高松塚古墳出土
漆塗木棺(重要文化財ほか) (国立飛鳥資料館)
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歴史セミナー
*午後1時30分〜3時30分 博物館地階ホ−ル
*定員200名 参加無料
第1回 10月25日(日)
塚口 義信
(つかぐち よしのぶ) 堺女子短期大学学長
「終末期古墳と大化の新政府」
第2回 11月8日(日)
猪熊 兼勝
(いのくま かねかつ) 京都橘女子大学教授
「飛鳥古墳には誰が葬られているか」
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歴史フォーラム「発掘された終末期古墳」
*11月22日(日) 午後1時〜4時(午後0時30分受付開始)
*セミナー参加費は無料。定員200名。
「高松塚古墳からキトラ古墳」
相原 嘉之(あいはら よしゆき)明日香村教育委員会
「田須谷古墳と磯長谷古墳群」
江浦 洋(えうら ひろし)(財)大阪府文化財調査研 究センター
「鉢伏山西峰古墳と飛鳥千塚古墳群」
伊藤 聖浩(いとう まさひろ)羽曳野市教育委員会
「平尾山古墳群と田辺古墳群」
安村 俊史(やすむら としふみ)柏原市教育委員会
OSAKA PREF. CHIKATSUASUKA MUSEUM
〒585-0001 大阪府南河内郡河南町大字東山299番地
TEL. 0721-93-8321(代)
FAX. 0721-93-8325
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